EU Ecodesign Regulation 対応支援
デジタルプロダクトパスポート(DPP)は、2027年以降にEU輸出家具・建材への義務化が見込まれる新たな製品情報規格です。今動く企業が、業界の標準をつくります。
なぜ、今なのか。
家具カテゴリへの
適用見込み年
DPP必須データ項目数
(素材・修理・廃棄など)
準備に要する
推奨リードタイム(月)
専門領域の同時対応が
必要(規制・IT・素材)
DPPとは
デジタルプロダクトパスポート(DPP)とは、EU エコデザイン規則(ESPR)が定める製品情報の電子記録体系です。素材の原産地からカーボンフットプリント、修理方法、廃棄・リサイクル手順まで、製品のライフサイクル全体を一元的に管理・開示します。
家具・建材業界では、素材の複合性・サプライチェーンの複雑さ・分解設計の未整備という三重の課題が、DPP対応を特に難しくしています。建材においては化学物質規制との複合対応も求められます。
製品識別
固有ID・モデル番号・製造日・製造者情報
素材組成
材料の種類・重量比・有害物質・リサイクル材率
修理・耐久性
修理可能性スコア・交換部品・専門技術要否
建材・環境性能
VOC放散・防火性能・断熱性能・建材特有の規格適合
DPP情報の流れ
01
製造・設計段階
部品表(BOM)・素材証明・製造工程データをDPPに登録
02
QRコード付与
製品にQRを貼付。スキャンでパスポートページへアクセス可能に
03
流通・販売段階
B2B取引先・規制当局・消費者への情報開示を自動化
04
使用・修理段階
修理業者・ユーザーが交換部品・分解手順を参照
05
廃棄・リサイクル段階
廃棄業者が素材分離情報を活用。資源循環率の向上
サービス構成
各フェーズは独立して発注可能です。フェーズ1から順に意思決定を重ね、家具・建材メーカーとしてのDPP対応能力を段階的に構築します。
Phase 01
EU規制・市場動向・競合状況のリサーチをもとに、家具・建材メーカーとしてのDPP対応全体像と優先度を整理。経営判断に必要な材料を提供します。
Phase 02
実装の骨格となる条件を整理。現時点で最も適切なツールと標準規格を評価し、社内担当者がすぐに使えるテンプレートとガイドラインを作成します。
Phase 03
家具・建材の実製品1〜2点を使ったDPP試作。QRコード生成からデータ連携、物理的な分解工程記録・素材評価・リサイクル率試算まで、実証ベースで実施します。
料金
各フェーズの工数・難易度・専門性を反映した料金体系です。フェーズ単独でのご依頼も、3フェーズ通しでのご依頼も承ります。
Phase 01
戦略レポート・WS
144〜456万円(税別)
Phase 01 + 02
戦略〜設計 一括
288〜816万円(税別)
全3フェーズ
フルプログラム
700〜1,468万円(税別)
3フェーズ 期間目安
6〜9ヶ月
外部ラボへの素材分析委託費(目安10〜30万円)は別途実費となります。フェーズごとに分割発注が可能なため、まずフェーズ1のみでのご相談も歓迎します。
見積もりを依頼する規制背景
EUエコデザイン規則(ESPR)はすでに発効済みです。カテゴリ別の二次法令(Delegated Acts)が順次策定されており、家具・建材への適用は時間の問題です。
2024
ESPR 発効
EU エコデザイン規則(ESPR)が正式発効。DPPを義務化する法的根拠が確立。全製品カテゴリへの段階適用が開始。
発効済み2026
繊維・電子機器などへの先行適用
家具より先行するカテゴリでのDPP実施から学べる知見が蓄積。家具・建材向け規格の細則が具体化される時期。
進行中2027+
家具・建材カテゴリへの適用見込み
オフィス家具・内装建材を含むカテゴリへのDPP義務化が見込まれる。EU輸出企業には対応が必須となる見通し。
準備期間なぜベルリン拠点が強みになるのか
EU規制を一次情報で追う
欧州委員会・専門機関の動向をドイツ語・英語で直接収集。翻訳・二次情報のタイムラグなしに最新状況をお届けします。
建築士資格×建材の専門知識
ドイツ建築士資格に基づく建材・構法の専門知識が、DPPの分解設計検証・素材評価に直結します。
日系企業の商習慣・意思決定を理解
日系企業でのサステナビリティコンサルティング経験から、稟議・社内合意のプロセスを踏まえた提案設計が可能です。
よくある質問
DPP対応で最も多く寄せられる疑問をまとめました。他にご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
現時点では、DPPはEU市場向けの規制です。ただし、将来的に日本や他地域でも類似規制が導入される可能性があること、EU輸出を検討する場合に備えた先行準備として、今から取り組む企業が競争優位を持てることは確かです。
多くの企業でこれが最大の障壁になります。フェーズ2ではサプライヤーへの情報収集の優先順位付けと、現時点で取得できない項目の代替方針策定を含みます。段階的なサプライヤー巻き込み計画も提供します。
はい、完全に可能です。フェーズ1は独立した成果物(戦略レポート・ワークショップ)を提供します。フェーズ1の完了後に、フェーズ2以降に進むかどうかを判断していただけます。稟議・予算サイクルに合わせた分割発注を推奨しています。
フェーズ2でシステム連携の可能性を評価します。フェーズ3の実装では、スタンドアロンの試作から始め、既存システムとの連携可能性を検証します。連携の深度によって追加工数が発生する場合があります。
はい、フェーズ3では実製品のサンプルが必要です。市場で販売中の製品1〜2点をご提供いただきます。素材の詳細同定が必要な場合は外部ラボへの分析依頼が発生することがあり、その場合は別途実費(目安10〜30万円)をご負担いただきます。
フェーズ3の最終成果物として、本番展開ロードマップと設計ドキュメントを提供します。自社IT部門または別ベンダーでの展開が可能な水準に仕上げます。もちろん引き続きご支援することも可能です。
お問い合わせ
初回相談は無料です。貴社の状況をお聞きした上で、最適なフェーズの入り口をご提案します。
拠点
Berlin, Germany
ドイツ建築士資格保有 / 日系企業サステナビリティ支援実績
対応可能な相談内容
DPP対応の緊急度確認
フェーズ選択の相談
概算見積もりのご依頼
社内向け説明資料の共有
対応言語
日本語・英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語
初回回答目安
営業日2日以内